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Interview : AZZXSSS

 共に世界規模で活躍を続けるJ-ヒップホップのプロデューサーAZZURROとハウスを中心としたダンス・ミュージックのクリエイターSolid State Soulの二人がAZZXSSS(アズクス)としてダブステップという世界規模での広がりをみせる新たなカルチャーを一つの軸として、新しいダンスミュージックのあり方を表現したアルバム「Deepsketch」をリリースした。
 今回、AZZURROさんにご自身の高校〜大学時代についてお話を伺いました。

−高校の頃はどういう生活を送っていました?
:本当に音楽聴いてました。まあ、難しい年頃じゃないですか。だから、家に帰って部屋に入ってずっと音楽聴いてましたね。学校行って、部活はやるんですけど帰りに中古レコード屋に寄って、そこで見たことのないレコードを物色して買って家に帰る、っていう。聴くのがほんと好きでしたね。ある種、逃避みたいなところはあったと思いますけどね。

−大学に入って音楽を始めるようになったきっかけはなんですか?
:それは、やっぱりライムスターですね。僕が入った当時、すでにライムスターが大学にいて一気にそういうシーンに入って行くわけですよ。スチャダラパーがデビューしてたりした時期で。そういう人たちが自分らでイベントをやってたんですね。バンドでもなく、DJがいてラップをやるっていう。当時、日本語でラップをやってCDを出す人たちがほとんどいない中で、新しいことをやろう、ヒップホップをやろう、自分たちが第一線に立ってやっていこう、っていう状況で。そういうのにすごい刺激を受けたんですよね。あとは、楽器がなくてもサンプラーで曲が作れる。当時はそういうのがライフスタイルになってるというか、中古レコード屋で安いレコードを見つけて来て、必死で聴いて、良いネタみつけてそれでビートを作って友達に聴かせる、っていうのが楽しくて仕方がなかったです。しかも、Mellow Yellowっていうグループを始めて、そうやって作った曲をライブハウスとかでかけてパフォーマンスをしてお客さんとやり取り出来る、っていう。それが面白くて。

−そういう環境の中で、自分も新しいことが出来る、と思うようになったんですね。
:そうですね、自分が持っているレコード・コレクションの中から新しいものを作ることが出来る、ってことに対して直感的に自分に向いてるんじゃないか、それが自分のやりたいことなんだ、って思うようになりましたね。しかも、そこで良いビートを作ればラッパーとかから認められる、自分の好きなことをやって人に喜んでもらえる。そこで居場所を見つけたって感じだったのかもしれないですね。

−中学生・高校生へのメッセージをお願いします。
:受け身ではダメだと思います。与えられるのを待つんじゃなくて、自分の好きなものに自分から飛び込んで行く。それは、ネットのコミュニティで人と繋がるでも良いし、好きなアーティストを掘り下げていくのも良いし、楽器をやるなら楽器屋さんと仲良くなるでも、とにかく自分から求めていく。何かやったものがあるなら、それを人に伝えられるように自分から能動的に動いていく。好きなことがあるなら、その好きを発信していくと良いと思います。

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AZZXSSS(アズクス)
「Deepsketch」
HYDRA-009 ¥ 1,980
HYDRA Records

www.hydraworld.jp