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Interview : 摩天楼オペラ

 「現代的なものと伝統美の融合」をコンセプトに、美しくも激しいバンド・サウンドで国内外で高い人気を誇る「摩天楼オペラ」
 メジャー・デビューとなる新作「Abyss」のリリースを控えるなか、リーダーでボーカルの苑(ソノ)さんにご自身の10代の頃のお話を聞かせて頂きました。

−中学から高校にかけてどのような生活を送っていましたか?
:生活の軸にはずっとバンドがありました。中学1年から組んでいました。中学3年の頃にはコピーするのにも飽きていて、高校1年から自分たちで曲を作ってライブハウスなどで演奏するようになりました。

−高校への進学のときにはすでにプロのミュージシャンとしてやっていきたいと考えていたのですか?
:そうですね・・・、高校はとりあえずの居場所というか、15歳、16歳でいきなりバンド1本でやっていこうと踏み込むことは出来なくて一応高校に在籍しつつバンド活動をやっていたという感じですね。
ただ、入った高校が合わなくて3ヶ月でやめてしまいどうしようかと思っていたんですね。ですが、音楽の専門学校に行きたかったので高校卒業の資格は欲しかったんです。 それで高校1年生の秋から通信制の高校に通うようになったんです。

−通信制で勉強しながらバンド中心の生活はどうでした?
:やりたいことをやっていただけなので、何も深くは考えていなかったですね。ただ楽しんでました。

−今に繋がる、その当時に学んだこととは何ですか?
:その頃にチケットを販売してライブをやっていたので、全然ダメなライブをやっていると「こんなんでお金取って良いのか?」って思うようにはなりましたね。それは今でも思っています。お金を払ってくれたお客さんにとって今日のライブはどうだったのかな?楽しんでくれたのかな?と。

−自分で作曲するようになって聴く音楽は変わりました?
:その頃はあまり変わらなかったですね。高校の時はメタル、ビジュアル系、その当時はやっていたJ-Popが中心でしたね。

−メタルや打ち込みなど摩天楼オペラの楽曲の幅は随分広いですよね?
:音楽の幅というのが広がったのは専門学校に入ってからですね。音楽好きしかいない学校なんでそれぞれに得意なジャンルを持っていて、R&Bが好きな子やジャズが好きな女の子などいろんなタイプの人がいるのでそこでの会話やCDの貸し借りをすることでどんどん広がっていきました。講師の方も70年代、80年代などの昔の音楽を勧めてくれたりするので音楽の歴史なども広がりました。

−高校時代に努力したということはありますか?
:バンドも遊びの延長のなかで真剣にやっている感覚だったので、遊びも歌うことが多かったですね。カラオケだったりね。長時間カラオケをやって喉を潰したり、喉が疲れたりするんですよ。でも、そこから復活すると前よりも喉が強くなってるんですね。それの繰り返しで高い声が出るようになりましたね。もちろんスタジオでの練習もやっているので、とにかく歌っていましたね。

−ビジュアル系との出会いは?
:小学6年の頃に、中古のCD店でX JAPANの「Art Of Life」に出会ったのが最初ですね。すごい印象的なジャケットだったんですよ。それでどんな音楽なんだろう、と。激しい、というのはTVなどで観て何となくわかっていたんですが、実際に聴いていみると1曲30分のものすごい世界観があって、ただただすごいな、と。それまで聴いてきた音楽が全て詰まっていたんですよ。それが格好いいな、と思ったのがきっかけですね。

−自分もこうなりたい、と思いました?
:最初はドラムやりたかったんですよ。Yoshikiさんに憧れて。でも、最初のバンドのドラムの奴が「俺がドラムやる」って先に言ってしまったんですね(笑)。それで、行き場もないし歌も好きだからヴォーカルやるかな、と。

−10代の頃からバンドをやっていて年上の先輩とかとの付き合いも多かったですか?
:いや、それはあまりなかったですね。特にすごいお世話になったという感じの先輩はいないですね。むしろ、全部自分達で試行錯誤しながらやっていくという感じでした。バンド関係とは別の先輩とかに良い印象がなかったんで、バンド関係の上の人達ともあまり関わりたくはなかったんですよ(笑)。年上の人達に対する負けん気の方が強かったですね。「絶対俺らの方が良い音楽をやっている」みたいな。

−先輩のバンドとかに目を付けられたりしませんでした?
:それはもう、メンバー全員そうでしたね(笑)。

−昔、自分が好きなバンドに憧れていたように今は若い子達が摩天楼オペラのファンとしてライブに来てくれたり音楽を聴いてくれたりしているっていうのはどうですか?
:もちろん、バンドの世界観だったり歌詞を伝えたいというのはあるんですが、生き方的なことで言うと僕らの代表曲「ANONIE」で歌っているように「やりたいようにやっちまえばいい」というのをそのまま伝えたいですね。やったもん勝ちなんで。早いうちにやりたいことを見つけたり、みつけようとしたり、本当にやったもん勝ちだと思います。失敗のことなんて考えちゃダメですよ。考えたら何にも出来ないですから。僕はバンドのリーダーなので、一番先頭で引っ張って行かなきゃいけないんですよ。迷ったらダメなんです。盲目に前だけを見ていなきゃいけない。

−これからの目標はありますか?
:やっぱり武道館は通っておきたいですね。

−昔からそう思ってました?
:いや、全然(笑)。
−10代の頃の目標とかってありました?
:ないですね(笑)。ただもう、音楽をやりたい、バンドをやりたいというだけで特にどこでやりたいとかはなかったですね。一応、CC Lemonホールはビジュアル系バンドは通っておかなきゃいけない、っていうルールみたいなものがあったんでそれはやって(笑)。今度は、武道館もやっておかなきゃいけない、っていう(笑)。

−ただもう楽しくて続けてきたって感じですね。
:僕はもう歌えれば良いんで(笑)。

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摩天楼オペラ 『Abyss Tour』

2011/1/9 浦和Narciss (FC会員限定)
2011/1/10 浦和Narciss
2011/1/15 盛岡CLUB CHANGE
2011/1/18 札幌KRAPS HALL
2011/1/20 仙台MACANA
2011/1/23 甲府KAZOO HALL
2011/1/29 HEAVEN’S ROCK Utsunomiya
2011/1/30 水戸LIGHT HOUSE
2011/2/5 名古屋ElectricLadyLand
2011/2/6 umeda AKASO
2011/2/8 広島ナミキジャンクション
2011/2/10 熊本DRUM Be-9 V2
2011/2/11 福岡DRUM SON
2011/2/13 岡山IMAGE
2011/2/20 横浜BAYSIS
2011/2/24 金沢vanvan V4
2011/2/26 新潟Live Hall GOLDEN PIGS BLACK
(旧CLUB JUNK BOX mini)

詳細は
摩天楼オペラ HP http://matenrou-opera.jp

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摩天楼オペラ
New Mini Album「Abyss」
2010.12.22 on sale
【通常版】KIZC-78/79 ¥2,500 / King Records